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アートの力でパワーアップ!

アートは人々との繋がりを築き、私たちのストーリーを伝え、変化を要求する強力な手段です。そこで私たちは、世界中のアーティストたちにパワーアップのためのアート作品を制作するよう依頼。再生可能エネルギーが支える公正な未来へのビジョンを描くようお願いしました。

これらの作品は、あなたが企画したパワーアップイベントのポスターやTシャツにプリントしたり、、、展示会などを主催する際に使用できます。どう使うかは、あなた次第です!

 

パワーアップのポスターをダウンロード

 

注:これらの作品を営利目的で使用することはできません。またオンラインや印刷物に使用される際は、必ず作品の制作者名をご記載ください。


多彩なパワーアップのアート作品をご覧ください!

Chela

Chela(チェラ)は、ケニアの首都ナイロビを拠点に活動するビジュアルアーティストで、専門はグラフィティとファインアート。 ナイロビの街頭で、さまざまな実験的アートを創り出してきたチェラは、社会変革のツールとしてのアートに注目し、この分野において若手アーティストの育成にも注力しています。

作品について: The artwork entails a card under the theme " a just future powered by the sun and the wind"  where 2 women representing mother nature and lady justice hold the sun and the wind in perfect balance. The hand holding the card symbolizes the choice that humanity has taken. hence the title of the piece is "pick a card”.

Ari Aminuddin

インドネシア人アーティストのアミヌディン(Aminuddin)は、木版画アーティスト集団「タリンパディ(Taring Padi)」のメンバー。タリンパディは1999年、スハルト政権による「新秩序体制」崩壊後に結成されました。アミヌディンの作品はグループ制作が中心で、個人名義の作品はありません。タリンパディはその作品を通じ、1956年に起きた共産党関係者に対する虐殺事件について、インドネシアの第2代大統領スハルトが流布した誤った歴史認識を正そうとしています。これまでにアミヌディンは、「フェスティバル・マタ・エア(Festival Mata Air)」や「スウィッチキャンプ(Switchcamp)」など、環境問題をテーマとした重要な祝祭や草の根活動に参加。さらにインドネシア中部ジャワ州パダン県の農家や漁師たちによる、石炭火力発電所の反対運動にもかかわってきました。アミヌディンの普段の職場は、急進的なフェミニスト彫刻家として知られるドロローサ・シナガ(Dolorosa Sinaga)の首都ジャカルタにあるインテリアデザイン会社です。

作品について: このまま従来型エネルギーを消費し続ければ、いつか環境破壊への代償を支払わなければならなくなる時が来るでしょう。環境にやさしいエネルギーに、今すぐ切り替えなくてはいけないのです。

El Marto

エルマルト(El Marto)は、ブルキナファソの首都ワガドゥグーを拠点に活動するストリートアーティスト兼イラストレーター。作品では不正義、不平等、暴力、そしてアフリカ大陸に深く刻み込まれてきた人種差別や植民地主義を意図的に取り上げています。その作風を踏まえると、エルマルトが風刺漫画家の国際的な公益団体「平和のための風刺漫画(Cartooning for Peace)」設立にも貢献していることをお分かりいただけると思います。同団体は、漫画を介して重要な問題について議論を促してきました。またエルマルトは最近、セネガルの首都で開催された「ダカール・ビエンナーレ」にて、シリーズ作品「トンド(Tondo)」を発表。シリーズは、ペンキ入れの蓋に描かれた10点のイラストで構成され、イラストにはスーパーヒーローの衣装をまとった女性など、「ガールズパワー」まさにそのもが生き生きと描かれています。また別のイラストでは、アフリカを象徴する男性から汚職や貧弱な統治や援助の鎖を断ち切る女性の姿が描かれ、家父長制の崩壊がアフリカの解放につながることを示しています。エルマルトは2021年、アフリカ大陸全体の観光推進を後押しするため、アフリカ各国の首都の名前をイラストにした作品を発表しています。

作品について:この作品には、太陽光と風力エネルギーに支えられた環境にやさしい未来が表現されています。化石燃料に汚染された世界の象徴として描かれているのは、工場から排出された汚染物質にまみれ裕福な実業家。対照的に描かれているのが、電球の形をした気球に乗って、美しい青い海の上を飛ぶ幸せな家族です。その背景には、輝く太陽の下、風の力を受けてヨットが航行しています。より良い未来のために、環境にやさしい自然エネルギーを選択すべきことを思い出させてくれる作品です。

Mundano

マンダノ(Mundano)は、ブラジル・サンパウロ出身のグラフィティ&ストリートアーティスト。グラフィティの技術を活かし、2007年からブラジル各地でガラクタやリサイクル品を集めるゴミ収集用の木製もしくは金属製のカート「カホッサ(carroças)」に絵を描き始めました。これまでにマンダノが手がけたカホッサは200個に上り、その過程で、人知れずゴミ収集という必要不可欠な仕事をしてきたヒーローたちに、街頭はおろかメディアでも注目が集まるようになりました。この取り組みは、「ピンプ・マイ・カロッサ(Pimp My Carroça)」というより大規模な運動に発展。クラウドファンディングを利用し、自分の手でカロッサにアートを描くグローバル規模の運動です。これまでにゴミ収集を担う世界各都市の170人、ストリートアーティスト200人、ボランティア800人がこの運動に参加しました。

作品について:環境犯罪を犯した汚染者の責任を追求するため、マンダノは犯罪現場に残された廃棄物を塗料として利用してきました。環境犯罪で被害をもっとも深刻に受けるのは、往々にして女性です。そのため作品には「汚染者に代償を支払わせよ」というメッセージを掲げる女性が描かれているのです。この作品は、ブラジルのミナスジェライス州ブルマジーニョで起きた鉱業用ダム決壊により、1200万立方メートルもの泥水が流出した事故現場から着想を得たものです。マンダノは、こうした環境犯罪の現場において、全てを失った母親や家族を目の当たりにしてきました。このポスターを含む全作品を通じ、マンダノは環境犯罪という重要な問題を取り上げ、より多くの人に知ってもらおうと取り組んでいます。

A.G Saño

A.G.は、平和と環境をテーマに16カ国で1000以上の壁画を描き、数々の賞を受賞した著名なフィリピン人アーティストです。またA.G.は、さまざまな団体や運動の創設メンバーでもあります。例えば、クリエイティブに社会変革を促すアーティスト集団「DAKILA - Artists' Collective for Modern Heroism(現代の英雄を目指すアーティスト集団)」や、ストリートアート運動「Dolphins Love Freedom(イルカは自由を愛する)」です。この運動では、65カ国20万人以上の人々が公共スペースで環境のための壁画制作に参加しました。さらに海洋哺乳類の研究を専門とする非政府組織(NGO)「Balyena.org」や、アジア太平洋・欧州各地を数千キロ歩いて横断することで地域社会とつながり、対話と草の根気候アクションを促す運動「Climate Pilgrimage(気候巡礼)」の創設にも関わっています。

作品について:稲妻に向かって振り上げられた拳は「すでに力は人々の掌中にあること」を、温暖化を示す赤いグラデーションのストライプは「気候危機」を、そしてすでに利用可能な状態にある2つの主要な自然エネルギーは「グリーンで環境にやさしいエネルギーへの移行」を表しています。作品を通じ、世界中の皆で声を一つに自然エネルギーへの移行を求めれば、気候危機を過去のものにして、未来に向かって前進できるのだと呼びかけています。

JOZI

フランス人アーティストのジョジ(Jozi)は、アートを通じ社会や気候危機についての意識を高めるために活動しています。ジョジは同じ志を持つクライアントと共に活動し、教育や啓発運動のためのインパクトあるアート作品の創作に意欲的です。現在フランスを拠点に活動するジョジがこよなく愛することは、探検。作品は、小さな数々の冒険や大自然からインスピレーションを得ています。

作品について: I chose to illustrate the sentence "Reclaim Money and Power" to emphasize on a positive statement thats gives power back to the people. At the bottom of the poster lay the oil industry, digging the ground, liberating fire and dark grey clouds. But the chains tying us up to those polluting fossil fuels are breaking, and from this liberation emerge two fists, reclaiming power and energy by holding the lightning bolt, symbol of Power Up. At the very top of the artwork are two persons with one fist up and their other hand caring for what nature gives us. By standing on top of the poster, they appear strong, crushing down what's at the bottom of the poster. The money is represented in each corner : at the bottom corners is the one coming from burning fossil fuel, becoming, at the top corner, clean money helping communities.

QIYUN

ウー・チーユン(WOO QIYUN)は、シンガポール拠点の気候活動家で、ストーリーテリングやサステナビリティーを目指す戦略策定などにも関わっています。気候危機のことを伝え、意識を高め、人々を奮起させるため、漫画やコンテンツやデザインを制作。また気候教育を広めていくため、研究機関や非政府組織(NGO)、政府、市民団体、企業とも連携し取り組んでいます。色やビジュアルを通じ、気候教育に関心を持ってもらうことがウー・チーユンの願いです。もっともよく知られている活動は、インスタグラムの「The Weird and Wild (@theweirdandwild)」で科学をわかりやすく伝える活動です。

作品について: より環境にやさしい未来の実現のために必要なアイデアや技術は、すでに存在します。欠如しているのは、政治意志と社会変革です。だから私たちは、環境にやさしい未来の実現に向け、ふさわしい決断を下すよう地域社会に暮らす人々に促していくのです。そして今とは異なるかもしれないけれど、低炭素の未来に必要な変化を受け入れ、社会全体でより良い未来を築いていくのです。この作品は、「必要なのは地域社会のパワーアップと、化石燃料のパワーダウン」というメッセージを描いています。


パワーアップ・キャンバスチームのアカウント(招待リンク) に参加すると、さまざまなフォント、カラー、テンプレートなどがご利用いただけるようになります。既存のパワーアップのデザインにあった、あなた独自のアートを創作しましょう。

アートが完成したら、他の人と共有することを忘れずに!ハッシュタグ#PowerUpを付けて、インスタグラムに投稿すれば、シェア完了です。

パワーアップのイベント用に写真や動画が必要な場合、マルチメディアハブをご覧ください。

マルチメディアハブにてご覧いただけます.

全てのアートツールはこちらからダウンロード可能です。これらのツールは行動を起こし、前向きな変化を実現するための活動を支えてくれるでしょう。アートツールでは、アドバイスや使い方、画像、テンプレート、お役立ち情報、パワーアップのために作成されたアート作品などが掲載されています。アートツールからダウンロードしたデザインなどの使用例は、下記をご覧ください:

  • デザインをそのままイベントのオンライン用ポスターに使用
  • デザインを使ってオリジナルのポスターやサインを作成(下記参照)
  • デザインを大きめの横断幕やフラッグに書き写したり、印刷したりして、家の前に掲げる
  • デザインをフラッグや看板、ワッペンなどに印刷
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